
こんにちは(*^_^*)
まはろ国場の木寺と申します。
本日は「認知機能」についてです( •̀ ω •́ )✧
認知機能には、様々な捉え方がありますが、
今回はアメリカの精神医学会が作成したマニュアルを引用いたします。
~認知機能~
〇注意:持続性注意、分配性注意、選択性注意、処理速度
〇実行機能:計画性、意志決定、ワーキングメモリー、フィードバック/エラーの訂正応答、習慣無視/抑制、心的柔軟性
〇学習と記憶:即時記憶、近時記憶(自由再生、手がかり再生、再認記憶を含む)、長期記憶(意味記憶、自伝的記憶)、潜在学習
〇言語:表出性言語(呼称、喚語、流暢性、分包、および構文を含む)と受容性言語
〇知覚-運動:視知覚、視覚構成、知覚-運動、実行、認知を含む
〇社会的認知:情動認知と心の理論
うーん(;´д`)ゞ
難しい言葉ばかりで分かりづらいですね(>_<)
まとめると、「認知機能は人間の行動の土台」といったところでしょうか。
いくつか具体例を挙げていきます。
・運転中に歩行者が飛び出し急ブレーキをかけた→主に注意
・明日メインプレイスに行くことに決めた→主に実行機能
・ふと小学校のクラスメイトを思い出した→主に学習と記憶
・仲の良いお友達とお喋りした→主に言語
・遠くに見えた人が知り合いと気付いた→主に視知覚
・琉球キングスが勝って嬉しかった→主に社会的認知
他の機能とも関連しているので“主に”という言葉を使っています。
図にもあるように、感情や体調にも左右されますが、
私たちの行動の多くは認知に支配されていますね( •̀ ω •́ )✧
認知⇔行動、ということは、
適切な認知⇔適切な行動
誤った認知⇔誤った行動
という考え方に至りそうです(●ˇ∀ˇ●)
そうなると、誤った行動は誤った認知から生じるのでないかと考え、
支援の手助けにもなるような気がします。
まはろ国場でも、子どもたち同士がけんかをする時があり、
相手を叩いたり蹴ってしまったりすることがあります。
手を出した理由を聞いてみると
「文句を言われたから」や「負けたくないから」といった話が出てきます(T_T)
「文句を言われたから、仕返しして当然」
「負けるのが嫌だから、相手を叩く」
という誤った認知から、誤った行動につながっているのかもしれません。
誤った行動に対して注意するだけではなく、
その瞬間の感情や体調を配慮しながら、
認知が間違っているのではないかという視点で見ると、
関わり方の引き出しが増えるように思います(●’◡’●)
個人的にも、人間が精神的に成長することは、
この認知の枠を広げ、整えることだと考えています。
それが適切な行動につながるのであれば良いですね(❁´◡`❁)
次回は③専門職だよりについて♪
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