こんにちは(*^_^*)

まはろ国場の木寺と申します。

 

 

私は言語聴覚士という職業で、今まで病院や訪問看護で働いておりました。

聞きなれない職業ではありますが、2011年のアカデミー作品賞である「英国王のスピーチ」に言語聴覚士が出てきました。

吃音に悩んでいた主人公ジョージ6世と、言語聴覚士ローグの友情を描いた実話でした( •̀ .̫ •́ )✧

 

 

少しずつ言語聴覚士という職業が一般的に認知されつつありますが、具体的な関わりについてはイメージがつきにくいかもしれません。

シンプルに言いますと、「話す」「聞く」「食べる」を支援するために、その人に会った方法を考え、実施するのが言語聴覚士です。

 

「英国王のスピーチ」を例にとると、スムーズに言葉が出てこないジョージに対して、言語聴覚士のローグは、主に「話す」ことへの支援をしています。

方法として、呼吸・発音の練習を繰り返し実施する場面がありました。

大音量の音楽を聞かせながら、声を録音させる大胆な方法もありましたね(≧∇≦)ノ

 

支援者によって方法は様々です!

まはろ国場でも、保護者の方々から特に「話す」についての質問を受けることがあり、一緒に子どもたちへの関わりを考えています。

 

個人的に大切にしている考えの1つとして、『子どもの話を聴き、知る』ことがあります。

 

 

たとえば、先日こんな場面がありました↓↓↓

 

Aくん「ねえ木寺さん、ハギーワギー知ってる?」

わたし「ハギーワギー、え、なにそれ??」

Aくん「ハギーワギーていうのはね、○!※□◇#△!○!※□◇#△!○!※□◇#△!・・・」

 

わたし(心の声)「ん、全然分からん、どうしよう、、、よしこういう時はタブレット!」

わたし「Aくん、ちょっと待ってて」

 

まはろのタブレットで検索(●ˇ∀ˇ●)

 

 

Aくん「あーーー、これこれ!かわいいよね♪♪」

わたし「え、かわいいかー!?こわいよ!!!」

 

 

次の週・・・

 

Aくん「木寺さん、ハギーワギーていうのはね、お母さんが勝手に捨てたおもちゃなんだよ。捨てられて、家に戻ったんだけど、新しいおもちゃがあって・・・」

わたし(心の声)「おー分かる分かる!!」

わたし「えーそうなんだ!それは悲しいね・・・」

 

このようにA君の話を”聴き”、ハギーワギーを”知る”ことで、ちょっとしたコミュニケ―ションが生まれました(❁´◡`❁)

 

 

 

他にも「チェンソーマン」「アーニャ」「クリーパー」など、最近子どもたちから知ったことはたくさんあります。

子どもたちにとっても、自分の話が伝わったことで、「話す意欲」が湧く可能性もありますしね( •̀ ω •́ )✧

 

もし、

Aくん「ハギーワギー知ってる?」

わたし「知らない」

で会話が終わっていたら・・・

 

話す意欲も減ってしまいそうですよね~(>_<。)\

 

 

話さないと話す力は上がりません( •̀ ω •́ )✧

また、コミュニケ―ションを増やすことで、子どもたちの誤った認知を整える可能性もあります。

 

この『認知』も、「話す」「聞く」において、重要な要素です。

 

 

今後、こういったセラピストの関わり方や考え方につきまして、こちらのブログから発信していきます。

 

 

 

次回は②認知機能について♪

 

 

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